ノンシリコンアミノ酸か石けんか・シャンプージプシー・その1

こんにちは、ゆきんこです。

先日からヘナの白髪染めについて記事を書いてきましたが、実は並行してシャンプーをどうするかという問題にぶち当たっておりました。

紆余曲折がありましたが、現在は石けんシャンプーに落ち着いたので、その経緯を残しておきたいと思います。

現在お使いのシャンプーに「なんだかな?」と思っている方の参考になれば嬉しいです。

※2021年8月8日追記あり

 

シャンプージプシー

 

10代のころ

いろいろ思い返してみると、小学生くらいまではサラサラの髪だったと思います。中学生になったころから、販売されるシャンプーの種類がどんどん増えて「良い香りできれいな髪になる」と宣伝する商品が次から次へと発売されてました。

当時は私もお年頃でしたから、いろんなシャンプーを試していました。しかし、どれを使ってもかゆくなったりフケが出たりしていました。私は洗い方が足りないのかな?すすぎが足りないのかな?シャンプーが合わないのかな?と、悩んでいました。10代がシャンプージプシーの始まりでした。

 

20代後半から30代の前半

相変わらずかゆみやフケに悩みながら、スーパーや薬局で販売されているものをいろいろと使っていました。やっぱり女性は髪の毛をきれいにしてくれるヘアケア重視の製品に惹かれてしまいますね。

30代の前半くらいの時、銘柄は覚えてないのですがオレンジ色のボトルのシャンプーとコンディショナーを使っていました。フケやかゆみが少し軽くなっていたのですが、リニューアルされると洗っても洗っても髪と地肌がベタベタするようになりました。今から考えるとリニューアルで新たに配合された毛髪保護成分が髪と頭皮にたまっていのかもしれません。

 

石けんシャンプーとの出会い

もう自分に合うシャンプーなんてないんじゃないかと思っていたころ、とある石けん推しの生協に加入しました。きっかけは低温殺菌のビン牛乳だったのですが、配達のお兄さんに勧められて石けんシャンプーを試してみることにしました。

はじめのうちは髪がバサバサになるし、一般的なシャンプーのようないい香りもないので「ほんとに良いのかな?」とも思いましたが、一番の悩みだったフケとかゆみがピタリとまりました。そして徐々にベタベタしていた髪がサラッと気持ち良い指通りになっていったのです。

ネットで調べるとシリコン入りのシャンプーやコンディショナーから石けんシャンプーと専用リンス(クエン酸)に変えると、シリコンがはがれ落ちてしまうので髪がバサバサになる、髪が伸びるまで辛抱すると素の髪になって落ち着くと書いてありました。私は半年ほど我慢して使ってみることにしました。それから昨年(2020年)の秋まで石けんシャンプーを使っていました。

 

石けんシャンプーの特徴

 

使い始めは髪が痛んだように感じる。

石けんシャンプーの多くはシンプルな洗浄成分だけのものが多く、毛髪をコーコーティングする成分が含まれていません。シリコンやその類似成分が剥がれていくので一時的に髪が痛んだように感じます。

 

洗い流すときにギシギシする。

石けんシャンプーはアルカリ性なので髪の毛のキューティクルが開いてしまいます。そのため洗い流したとき、きしんでしまいます。※後述しますが専用リンスで弱酸性にもどすときしみが治まります。

 

さっぱり洗える。

石けんシャンプーの洗浄力は強いと思います。そのため刺激が強すぎるから毛髪と頭皮に良くないという考えの方もおられます。しかし、必要以上にゴシゴシこすらなければ済みますし、整髪料などを使用している場合はしっかり落とせるほうが良いと思います。

石けんシャンプーは石けんカスが残るから良くないという意見もありますが、専用リンスで弱酸性に戻せば、石けんカスが頭皮に残ることはありません。

ほとんどの石けんシャンプーには手触りをよくするコーティング剤が含まれていないので、洗い流した後に首や背中がヌルヌルしません。

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専用のリンスと油分の補給が必要。

石けんシャンプーでアルカリに傾いた髪の毛と頭皮を弱酸性に戻す必要があります。一般のシャンプー用のリンスやコンディショナーではなく、必ず石けんシャンプー専用の酸性のリンスが必要になります。これはクエン酸やお酢を洗面器のお湯で薄めて使うこともできます。

洗浄力が強いので適度に油分を補った方が良いようです。オイル成分が含まれた石けんシャンプー専用のリンスもあります。

専用リンスがない場合は、洗面器に半分くらいのお湯に酢なら大さじ1杯程度(クエン酸なら小さじ1/2から1杯程度)を溶かし、スクワランオイル(または椿油)を一滴たらしてかき混ぜ、髪にパシャパシャかけてからお湯で洗い流します。

ちなみに私は酢のリンスが入った洗面器に頭をつけて髪を浸した後に少しずつ頭にかけています。そしって石けんカスや余分なオイルが残らないように念入りにすすぎます。

※酢やクエン酸の量は髪の長さやお湯のPHで変わるので、自分に合った量を調整してみてくださいね。

※2021年8月8日追記
リンスの時にスクワランオイルを使っていましたが、髪に蓄積したコーティング剤が除去できるまでオイルを加えないことにしました。

種類が少なく売っているお店が少ない。

最近のスーパーでは石けんシャンプーを扱う店舗が減っています。ドラッグストアでも種類は多くないようですが、Amazonや楽天などの通販、メーカーの直販サイトや生協で入手可能です。

一般的なシャンプーに比べると種類は少ないですが、メーカーによっていろいろ工夫しているようなので、これから各社の石けんシャンプーを試してみようと思います。

 

ヘナの色落ちが早くなる。

これは本当にデメリットです。ヘナの白髪染めと石けんシャンプーを使ってきた私の実感としても、色落ちや色あせするします。

ヘナを扱っている大半のメーカーや美容院のサイトでは「アルカリ性の石けんシャンプーを使うと色落ちが早くなってしまう、石けんシャンプーはヘナと相性が良くない。弱酸性のアミノ酸系シャンプーが勧め」と書かれています。

しかし,一般的な白髪染めでも色落ちの問題はあるのかなと思います。ヘアカラーの色持ちが良くなるシャンプーが販売されていますから。ヘナと一般的な白髪染め、石けんシャンプーと一般的なシャンプーやアミノ酸系シャンプーで、色落ちにどの程度の違いがあるのかよくわかりません。

私、ゆきんこは一般的な白髪染めを使うと刺激で頭皮が真っ赤になってしまうので、自分で比較できません。ごめんなさい。

ナイアードというメーカーだけは(私が調べた範囲ですが)、ヘナの退色があっても石けんシャンプーを推奨していました。

石鹸シャンプーをおすすめする理由はヘナの染まりが良くなるからではなく、髪本来の健康な状態を保つには、自然素材の石鹸を使った、石鹸シャンプーが適していると考えているからです。
しかし、石鹸シャンプーが肌や髪に対して合う、合わないは個人差がありますので、普段からお使いの、ご自身の髪質に合ったシャンプーをお使いください。

https://www.naiad.co.jp/products/naiadhenna/qa.html

石けんシャンプーには使い方のコツが必要です。うまく使いこなせば、髪も地肌もサラサラと気持ちよい仕上がりになるのですが、わたしは石けんシャンプーから浮気してしまいました。続きは次回です。

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