この記事はさくらインターネットのレンタルサーバーで独自ドメイン直下にワードプレスをインストールできなかった場合の対処法です。
さくらインターネットのレンタルサーバーを契約して付与される初期ドメインでは公開フォルダ直下にワードプレスをインストールすることはできません。
独自ドメイン直下にWordPressをインストールしようとしたら「初期ドメイン公開フォルダ直下にインストールすることは出来ません」というエラーになってしまいました。
公式のヘルプでは「直下へはインストールできません。以下のどちらかをお選びください。」とあって以下の二択で対処するように書いてありました。
・WEB公開フォルダを変更
・WEB公開フォルダを変更せずにサブディレクトリにインストールする
検索すると「サブディレクトリにインストール」を勧めるサイトが上位に表示されますが、せっかく取得した独自ドメインですから直下にインストールしたいですよね。検索していると旧コントロールパネルで対処法を紹介しているサイトが複数あり、その情報を参考に試行錯誤した結果、このエラーは独自ドメインの設定で対処できました。
注意 SSLを導入する場合は先に済ませておきます。
さくらインターネットの公式サポートにもありますが、WordPressをインストールする前にドメインのSSLを設定しておきましょう。
エラーの原因と対処法
エラーになる原因は「公開フォルダ」が空白になっていることです。
これはドメインの設定で変更できます。「設定」歯車のマークをクリックします。
公開フォルダに「フォルダ名」を入力します。あらかじめ入力されている「/」の後にドメインを入力します。このサイトは「snowcrystal.org」にしました。下にスクロールして「設定」をクリックします。wwwを付与したくない場合はチェックを外しておきましょう。
WordPressをインストール
WordPressの新規追加
まずはサーバーのコントロールパネルからクイックインストールに入ります。
WordPressの「新規追加」をクリックします。
ドメインを選択しデータベース作成をクリックします。
データベースの作成
データベース名は英数半角(小文字)、数字、ハイフン、アンダースコアのみ。
文字数は1~16文字です。
私は自分で管理しやすいようにドメインと関連性のある言葉を名前にしました。自分で管理しやすい名前で良いと思います。作成についての注意事項を確認したら「同意」をチェックし「作成する」をクリックします。
データベースを指定
データベースが作成されると前の画面に戻りますので、インストール先のURL(ドメイン)と利用データベースを確認し、データベース接続パスワードを入力します。初めての方はできる限り予測の難しい複雑なものにしましょう。私はchromeで自動生成して保存しました。複数のブログを運営する場合、次にデータベース作成するときに、このパスワードの入力を求められます。
ワードプレスの基本情報
これらの情報は後で変更が可能です。ただ、変更にはユーザー名とパスワードが必要になりますので、これも忘れないようにしておきましょう。始めのうちは検索にかからないようにするのをお勧めします。
下ににスクロールしてライセンスと利用規約を確認しチェックを入れ「作成する」をクリックします。
完了
お疲れさまでした。無事にインストールできたら、下のような画面が表示されます。
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